タイトル | ほしのこえ |
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よみがな | ほしのこえ |
英語名 | The voice of a distant star |
公開日 | 2002年2月2日 |
ジャンル | SF / 青春 / アクション |
時間 | 25分 |
監督 | 新海誠 |
キャッチコピー |
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リンク先 | 公式サイト / Wikipedia |
概要・あらすじ
『ほしのこえ -The voices of a distant star-』は、『彼女と彼女の猫』に続く、新海誠の2作目の作品。25分のフルデジタルアニメーションの、監督・脚本・演出・作画・美術・編集を、新海が殆ど一人で行なったことが注目を浴びた。
第1回新世紀東京国際アニメフェア21公募部門で優秀賞を受賞し、実行委員会委員長の石原慎太郎都知事から「この知られざる才能は、世界に届く存在だ!」と絶賛を浴びた。
携帯電話のメールをモチーフに、宇宙に出た少女と地球に残った少年の間でずれていく時間と2人の想いを描いた本作品は、大きなメッセージ性を備えており、それがヒットした要因の一つであるとされている。
2039年、人類は火星のタルシス台地で異文明の遺跡「タルシス遺跡」を発見したが、NASAの調査隊は突然現れた異生命体によって全滅させられてしまう。この事実に人類は国連宇宙軍を組織し、遺跡の名前から「タルシアン」と呼称された異生命体の謎と脅威に対抗しようとしていた。
2046年、中学3年生の長峰美加子は、国連宇宙軍のロボット「トレーサー」オペレーターの選抜メンバーとなっていた。翌年にはタルシアンの追跡調査のため4隻の最新鋭戦艦と1000人以上で編成されるリシテア艦隊の一員として、艦隊旗艦「リシテア」に乗艦し、生還の保障のない遠征調査に旅立った。地球には家族と、ほのかな恋心を抱く友人、寺尾昇を残して……。
調査艦隊がタルシアンの痕跡を追って地球から離れてゆくにつれ、美加子と昇の距離も光年単位で離れ、2人の携帯電話メールのやりとりにかかる時間も次第に長くなっていく……。